マボロシの東京散策2002 #33

33話 ギリギリだね、羽田 2002年1月6日日曜日

モノの迷路に迷いこんだままの3人。
果たして生きて出られるのか?
帯広にもどれるのか?

そうそう、今日は最終日。
帯広に戻る日です。
どれどれ、時間は?

ゲゲゲ!!!
なんと午後3時30分!!!

だって、飛行機チケットには16時50分には搭乗口に来て下さいって書いてあるよ?
間に合うの?
さて? どーなのさ。
タカサカはマジに慌てた。

よし、団長はいる。
W.A.Rはドコダ?

いた、W.A.Rは怪奇コミックコーナーにいた。
よかった。

タカサカは時間がけっこう迫っていることを伝えた。

しかし、タカサカは行きの時間設定でミスを犯していた。
そのために、どーもタカサカのいだく切迫感が伝わらない様子。
けれど、時間はあまりないと思われた。

不案内のこのメガロポリス。
『お台場』から『羽田』への最短コースは?
そんなことはわかろうはずもない。

そう、直接『羽田』にも行けないことが判明。
だって、3人の荷物は『新橋』だもの。

時間はない。帰ろう。
フルサトへ帰ろう。

『ヴィレッジヴァンガード』を脱出。

ちなみに、タカサカは高野文子のコミックを3冊購入。

『絶対安全剃刀』『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』『おともだち』

彼女のマンガはオススメ。素敵です。すばらしい。

出口はドコダ?
ペットショップがあった。
W.A.Rが進入。
入るんかい!
時間がないんだってばさ。

出口発見!
最近では『いきなり黄金伝説』の『スケルトンハウス』のあった場所として有名な広場を抜けて、『ゆりかもめ』の『青梅』駅へ!!

『ゆりかもめ』よどーしてそんなにノンビリなのかい?
もっとスパーッとゆかないもんかい?
トコトコとスポットを押さえるように走ります。幸せな未来都市を眺めながら、3人は何をおもうのか?

『海の科学館』の前に浮かぶは『宗谷』と『羊蹄丸』です。
北海道ゆかりの2艘にこんなとこでお会いできるなんて。

『フジテレビ』を通ります。ありがとう『お台場』。
我々は帰ります。

続き
#32