マボロシの東京散策2002 #35

最終話 長い長い話でした 2002年1月6日日曜日

もう搭乗口は大混雑。
お正月休みも終了ですね。みんなフルサトへ帰るのです。

周りのみなさんは『ディズニー』関係の袋を大きくしてパンパンです。
中にはお土産といっしょにたくさんの思いでを抱えて帰るのです。
ただ、疲れるだけではありません。

中島みゆきの歌に、1月と8月にフルサトに帰ると優しくなれるっていう歌があります。
きっとそーなのでしょう。
タカサカは生まれてこのかたイエを出たことがないので、想像です。

ユーミンの歌にはこんなのがあります。
ひさしぶりに帰るフルサトに匂いがあることを初めて知ったと。
タカサカは生まれてこのかたイエを出たことがないので、よくは分りません。

ただ、ソトからきた人の話しによると、飛行機から出ると、緑の匂いがした。
帯広にはそんな空気が満ちているそーなのです。

そんなこんな3人のフルサトにこれから帰ります。

あたたかい東京の正月を体験しました。
良かった。

意外と道に迷うこともなく、一応のスポットをまわることが出来て良かった。

予定の食事は、ほぼ出来なかったけど、もうそんなことはドーでもいいこと。
ほんと、予定は未定です。

帯広行きの飛行機は遠くにあるので、送迎バスに乗り込みます。
午後も5時頃になりますと、1日の終わりのさみしい雰囲気に包まれます。
しかも、これから帰るのです。楽しい旅行はもう終わりです。
タカサカはとても哀しい気分でバスに揺られたのでした。

JAS159便 帯広行きは定刻よりも少々の遅れで飛び立ちます。

ちなみに、手続きがかなり終わりの頃だったためか、3人の座席は非常口座席となりました。
この席はナニカ非常のコトがあった場合に手助けをしなければならない席らしいのです。
手続きのときに、その覚悟はおありですか?ってな感じを受けました。考え過ぎだろうか?
何ごともなかったので、良かった。

飛行機は夜の北海道は帯広を目指しました。
冬のマチ、帯広です。

雪が降っていなくてほんとに良かった。
帰ってきて、駐車場から車を掘り出すことにでもなったらどーしよう?と考えたものです。ほんとにありえる話だからね。恐怖でした。

さて、帯広の空気です。
新鮮です。冷たいです。20度以上の温度の差があるでしょう。もちろんマイナスです。

3人は団長の車に乗り込み、一路、帯広市街を走ります。
時間は午後7時頃です。

3人はオナカがすきました。
打ち上げもしなくては。
と、いうことで、誰がいったか『わいわい亭』に決まりました。

今日は1月6日の日曜日です。
混んでいるかもしれません。
けれど、大東京のヒトゴミと行列を経験した今となっては、なにも恐れることなどありません。混んでいても待っていればいつかは席があくのです。
3人は並ぶことを覚えました。すごい。大収穫ですね。東京バンザイ。

でも、そんな考えなど関係ないくらいにスムーズに着席。
良かった。

団長もW.A.Rも明日から仕事です。お正月休みも終わりです。そして月曜日です。
あれタカサカは? どーするのさ?

どんな楽しい出来事も最後はドコかさみいしいものですね。

2泊3日の東京旅行もこれにて一件落着とあいなります。
おつき合いいただきまして誠に感謝。

追記
#34