2016年7月6日(水)~7月13日(水)
午前11時~午後8時 *場合によっては早じまい(笑)
会場:フローモーション
(帯広市西5条南13丁目11番地 0155-21-5506)
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『 GURU×GURU 2016 夏?の発表会 』のこと
まるで2015年のときと同じなのですが(笑)
ぽっかりとカレンダーに空きができました
なので、少しがんばって「ぐるぐる」してみました
折にふれて
「色画用紙」を作っていましたので
それで新作を!(笑)
とも思いました
作っている間、身体能力の衰えも感じる始末
とほほ
夜の細かい作業には適さない「目」
思っているように動かない「指先」
漂うスプレーのりにむせる「喉」 (笑)
負っけないぞぉっ!
皆様とまたこの部屋でお会いできることを祈念しつつ
2016年7月 高坂 光尚
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■ 『 ぐるぐる5種 』 (2016年) ■
はじまりは「おりがみ」の「ぐるぐる」。
2002年の初めての展示のときは、
とにかく実物の「ぐる片」を壁にはろうかと考えていましたが、
見栄えのために(笑)スズキくんにお願いして大きく出力してもらいました。
その後、そうか!最初から大き目の色画用紙で作ればいいのだ!
とひらめいたのがこちらです(笑)
2005年『 R = PROJECT GURU×GURU 』
用に作りました8種の中からの5枚を展示しました。
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■『 円3種 』(2016年)■
透ける素材に興味があります(笑)
けれども本気のアクリル板などはなかなか高価なシロモノ。
ある日、そうか!とひらめいたのがこちら(笑)
少し厚めの透明テーブルクロス用のシートです。
ですがやっぱり時が経つと伸びたり縮んだり。
2009年
「帯広市民ギャラリー」のオープン記念の展示の際に3枚作りました。
『ぐるぐるのせかい』『ぐるぐるなせかい』として展示しました。
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■『 ぐるぐる8種 』(2016年)■
まったくの新作であります!(笑)
「ぐるぐる」の初期は「紙」と「はさみ」と「スプレーのり」のみ。
それでしばらくの間ずずっーと作っておりました。
あるとき、「エリック・カール」さん密着!というテレビを見ていて、
作品を作るためにたっくさんの「色画用紙」を作っていることを知りました!
とても楽しげに画用紙に「色」を塗りまくる!
いつかやってみよう!
で、できたのがこちら。
実は2006年『 かんのんさま 高坂長吉木彫展 』のときに
同じ方法で「ぐるぐる」しました。
なんとそれからすでに10年も経っている!(笑)
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■『 二本のぐるぐる 』(2016)■
記念すべき初めての展示の時用につくりました。
壁ものばかりではつまらないなぁと思ったのです。
今回、傷んでいたところをなおして表面にニスを塗りました。
床の間に置いてみて、少し後ろが寂しいなぁと思ったので(笑)
「ぐるぐる雲」も配置。
2002年 『PROJECT GURUGURU EARLY SUMMER』より
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■『 核〜nuclear 』(2016年)■
ある日(笑)
「核家族」の「核」と
「核爆弾」の「核」って同じ漢字だなぁと思ったのでした(笑)
調べてみました。
『Nuclear family』と『nuclear bomb』です。
ちなみに
『原子力発電所』は『nuclear power plant』と言います。
『核発電所』と和訳しなかった理由を少し夢想しますが、
その話しはおいておきます。
「核」という言葉をざっくり訳しますと
「基本的な小さな単位」とでも申しましょうか。
ちなみに
『核家族』という言葉をマイナスイメージでとらえていたのですが、
アメリカの人類学者さんが
「普遍的ですべての家族の基礎的な単位」
という意味で使い始めたそうです。
「大家族からどんどん個人主義になって家族間の情も希薄になってゆくぅぅ」
というようなタカサカのイメージはまったくの間違いだったのです。
どこでおかしくなってしまったのかしら?(笑)
それで!(笑)
今回の「ぐるぐる」は「原子核」の様様な軌跡をイメージ。
2016年『緑と風の器2016』
のときは「ちゃぶ台」の上に張り付けて床置いたしました。